火災予防・安全情報

HOME火災予防・安全情報「火災から大切な命を守るために」リーフレットを作成しました!

「火災から大切な命を守るために」リーフレットを作成しました!

令和4年の火災概況

建物火災の占める割合は69%!

 盛岡消防本部管内では、令和4年中に71件(令和3年は94件)の火災が発生し、8人の方が亡くなっています。
 そのうち建物火災については、49件(令和3年は75件)発生しており、建物火災の占める割合は約69%と高い状況にあることから、住宅からの出火及び死者の発生を防止する必要があります。火災の概況用.png

令和4年中の主な出火原因は?

 令和4年中の主な出火原因としては、「ストーブ」、「たばこ」、「放火・放火の疑い」が挙げられます。
 これらの火災原因に対する防火のポイントを確認し、尊い命を火災から守りましょう。火災原因.png

 

火災原因に対する防火のポイント

1.   ストーブによる火災

 「ストーブ」が原因で発生する火災は、周囲の可燃物に燃え広がることや石油ストーブに灯油を給油する際に多く発生しています。
   ストーブの周囲に可燃物を置かないこと、石油ストーブに給油するときは必ず消火し、給油後はカートリッジタンクの蓋に緩みがないことを確認しましょう

2.   たばこによる火災

 「たばこ」が原因で発生する火災は、吸い殻の処理が適切でないことにより多く発生しています。
 吸い殻入れは蓋付きの金属容器を使用し、吸い殻を捨てる際には、水をかけてから捨てましょう。

3.   放火による火災

 「放火」が原因で発生する火災は、家の周りに置いていたごみや新聞紙などの可燃物に放火されることにより多く発生しています。
   家の周りには可燃物を置かないことや、ごみは決められた日の朝に出すことなど、地域ぐるみで取り組みましょう。


 

煙突まわりの低温着火にご注意ください🔥

 盛岡消防本部管内における令和4年中の火災原因の第1位は「ストーブ」でした。
   また、ストーブの付属設備である「煙突・煙道」は第5位となっており、全国の順位と比較しても高く、寒冷地ならではの順位であるといえます。
   特筆すべきは「煙突・煙道」火災の3件は全て「低温着火」が原因で発生したものだということです。
   低温着火の危険性を理解し、火災を予防しましょう。

低温着火を防ぐポイント

1.   めがね石は壁よりも厚いものを使用する!

 煙突貫通部の壁の材料が木製などの可燃性である場合、めがね石の厚さは木枠や壁の厚さ以上としなければなりません。放射・対流・伝導による熱が直接壁体におよんでしまうため、低温着火の原因となります。
ポイント1.png

2.   めがね石にカバーを付ける際はすき間を作らない!

 木枠がめがね石よりも屋外側に突き出ている場合、カバーとの間に熱が滞留してしまうため、低温着火の原因となります。

ポイント2.png

3.   DIY(Do It Yourself)をしない!

   低温着火のほとんどは施工不良が原因です。
 動画配信などを参考に手軽にDIYができる時代ですが、ストーブや煙突などの火気設備は正しい知識を持って設置しなければ財産や命を失うことにつながります。

ポイント3.png

🏠火災から大切な命を守るために🔥

    リーフレットを作成しましたので、ご自由にご活用ください。

   火災から大切な命を守るために(リーフレット) (PDF 1.26MB)

 

 

 

カテゴリー

お問い合わせ

消防本部 予防課

電話:
019-626-7406

このページの先頭へ